Record China 2010年12月8日(水) 10時2分
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2日、中国では生活様式の変化に伴って、公共交通機関に設置された広告の可能性が広がっている。移動時間に接触するこれらの媒体について、全国初の大規模な調査が行われた。写真は路線バス内の液晶ビジョン。
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2010年12月2日、中国では生活様式の変化に伴って、公共交通機関に設置された広告の可能性が広がっている。移動時間に接触するこれらの媒体について、全国初の大規模な調査が行われた。中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。
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都市人口の70.9%が路線バスを利用するという実態に基づき、CTR市場研究は08年より全国22都市を対象に、バス内に設置された液晶ビジョンに関する視聴率や広告効果を調べ、9900サンプルを取得した。これをTV媒体全体のデータと統合し、その効果に関する評価と展開・予算戦略の材料とするのが目的。
この結果、人々が日ごろ接触する広告媒体で、バスの液晶ビジョンはTVの次に接触機会が多いことがわかった。
液晶ビジョンつきのバスを利用する都市部人口は4762万人、月あたりのべ62億9000億人が視聴している計算になる。都市部のバス利用者は、1日平均64分間をバスの中で過ごす。うち、液晶ビジョンから情報を受け取る時間は37%。バス利用者の36.7%が「積極的に液晶ビジョンを見る」と回答している。
公共交通機関内の広告のゴールデンタイムは午前7〜8時と午後5〜6時。もちろんこれは通勤時間帯と重なっており、TVのゴールデンタイムとは時間差が生じているゆえ、TVとの相互作用も期待できるとした。(翻訳・編集/愛玉)
■CTR市場研究
本社を北京に置く中国の大手調査会社。国内最大の調査網を持ち、市場調査と分析、コンサルティングを業務とする。消費者指数、消費動向、メディア戦略、医療、自動車、金融、電子通信機器などの幅広い分野で展開する。
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