5歳児が病院で点滴中に死亡、怒った数千人が窓ガラスなど割る―江蘇省

Record China    2010年12月7日(火) 8時10分

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6日、江蘇省の病院で点滴をしていた5歳の子どもが突然気絶して死亡したことを受け、数千人が病院にレンガを投げつけるなどの騒ぎが起きた。

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2010年12月6日、江蘇省の病院で点滴をしていた5歳の子どもが突然気絶して死亡したことを受け、数千人が病院にレンガを投げつけるなどの騒ぎが起きた。淮水安瀾が伝えた。

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同省張家港の第一人民病院に11月28日、5歳の男の子がめまいと嘔吐の症状を訴え、受診した。女性医師は「ただの風邪。問題ない」と診断し、点滴を指示。ところが、男の子は点滴中に突然白目を向いて気絶した。男の子の両親はすぐに女性医師を呼ぶよう病院側に掛け合ったが、医師は帰宅した後だった。男の子はその晩、亡くなった。同病院では11月19日にも、53歳の男性が点滴中に死亡するという悲劇が起きたばかりだった。

男の子の両親が5日、初七日の法要を同病院で行ったところ、数千人の群衆が自発的に参列。病院側への不満を募らせてレンガなどを投げつける人も出始め、病院ロビーは騒然となった。これを受け、警察当局は1000人ほどの武装警官を派遣、群衆と衝突し、頭から血を流す人も見られた。

新華社の報道によると、当局は事件についての調査を始めており、すでに副院長と小児科主任が職務停止処分、女性医師と薬剤師が停職処分を受けている。(翻訳・編集/NN)

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