<ウィキリークス>クリントン国務長官、「中国に強く出られない」―英紙

Record China    2010年12月7日(火) 20時16分

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5日、内部告発サイト「ウィキリークス」が発表した外交公電で、クリントン米国務長官が昨年3月に当時のラッド豪首相と会談した際、中国について「借金を抱えている銀行に対し、強い態度に出ることができるか?」と話していたと英紙が伝えた。写真は米ニューヨーク。

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2010年12月5日、英紙ガーディアンによると、内部告発サイト「ウィキリークス」が発表した外交公電で、クリントン米国務長官が昨年3月に当時のラッド豪首相と会談した際、中国について「借金を抱えている銀行に対し、強い態度に出ることができるか?」と話していたことが分かった。聯合早報が伝えた。

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クリントン国務長官は会談で、「米国は中国の成功を望んでいる。人々の生活水準が向上し、中国の指導者が容認できる範囲で民主化が進めば良い」などと発言したが、中国が約8700億ドルの米国債を保有していることに言及すると、「米国は最大の債権国に強い態度をとることは難しい」と嘆いたという。

これに対し、ラッド首相(当時)は、上手く国際社会に溶け込み、さらなる責任を果たすよう中国に促すと同時に「万一に備え、武力配備をしておいた方が良い」と助言、自らは「中国に対して現実主義者」だと語った。また、中国指導部の対台湾問題に対する態度について「非常に感情的。理性的とはいえない」との見方も示した。(翻訳・編集/NN)

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