次期5カ年中に、中国は世界の消費市場の主要ターミナルになる―中国紙

Record China    2010年12月8日(水) 11時9分

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6日、中国紙は、中国は世界の消費市場の主要ターミナルになると報じた。写真は広東省の高級サロンが保管する高級赤ワイン。

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2010年12月6日、中国紙・中国証券報は、中国は世界の消費市場の主要ターミナルになると報じた。以下はその内容。

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中国は間もなく世界第2の経済大国となり、国際社会での影響力は過去100年のいかなる時期も超えている。「十二五」(第12次5カ年計画、2011年〜2015年)では中国経済と社会に重大な転換が生じようとしており、それは世界経済にも大きな影響をもたらす。

その変化は大きく分けて5つ。▽消費の需要が爆発し、海外からより多くの高級品が流れ込んでくる。中国は世界の消費市場の主要ターミナルになる▽国民への富の分配が進み、人件費が上昇。内需も拡大し、輸入が大幅に増える▽メイドインチャイナのコストが上昇し、輸出製品の価格も高くなる▽科学技術とイノベーションの進歩が経済成長に大きく貢献。省エネ・環境保護、次世代情報技術、バイオなど7大産業を重点とし、新たな産業革命で中国が重要な役割を果たす▽世界の勢力図が大きく書き換えられる。日米欧などが第1陣営、中国など新興国は第2陣営、中東など資源国家は第3陣営、アフリカなどは第4陣営と分けられていたが、第1〜3陣営は統合されるだろう。

中国は「十二五」期間中、「経済の従属者」から「経済の主導者」へと生まれ変わる。商品の輸出から資源の輸出へと転換することは中国資本が海外に進出する機会も増えるということだ。(翻訳・編集/NN)

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