<在日中国人のブログ>「1万組が結婚し半分近くが離婚」する日中国際結婚の特徴とは?

Record China    2010年12月14日(火) 14時14分

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12日、NPO法人・日中韓経貿促進協会の専務で在日中国人のチュー・ジュエンさんは、中国のブログサイトに「1万組結婚して半分近くが離婚、日中国際結婚の特徴」と題した記事を掲載した。資料写真。

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2010年12月12日、NPO法人・日中韓経貿促進協会の専務で在日中国人のチュー・ジュエン(チュー=衣へんに「者」、ジュエン=娟)さんは、中国のブログサイトに「1万組結婚して半分近くが離婚、日中国際結婚の特徴」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

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「1万組が結婚し、半分近くが離婚する」―。これは近年の日中国際結婚の大きな特徴だ。厚生労働省が発表した統計によると、2008年の日中国際結婚カップルは1万3223組だったが、昨年離婚した日中カップルも5946組に上り、離婚率は44.96%に達した。

日中国際カップルの大半は「妻が中国人、夫が日本人」で、結婚相談所を介して結婚するケースがほとんどだ。中国人女性と結婚したがる日本人男性の特徴は、地方に住んでいる漁師や農民であるということ。こうした地方では若い女性の大半は都会に出て行ってしまい、40歳を過ぎても独身の男性が大勢いる。

一方の中国人女性は大半が農村出身者。外国に対する憧れが強く、日本人男性と結婚すれば今より格段に豊かな生活が送れると夢見ている。その先にあるのは素敵な一軒家にトヨタの高級車、綺麗な服を着てたまには刺激的な夜の街にも繰り出す生活…。また、中には1度結婚に失敗しており、結婚を利用して来日し、人生をやり直したいと考えている人もいる。

中国人女性は相談所の仲人役が話す「バラ色の結婚生活」を信じ、来日する。だが、彼女たちが連れて行かれるのは寂れた山奥や港町。言葉が通じないばかりか、傲慢で礼儀知らず、ケチで自己中心的、ひどい男尊女卑の日本人夫との暮らしは苦痛そのもの。だが、それでも我慢して夜の相手もしなければならないという屈辱にも耐える。

そんな彼女たちも日本語を覚え、生活に慣れてくると徐々に都会に働きに出るようになる。生活の基盤が安定してくる頃に逃げ出す人もいれば、離婚を申し出る人も出てくるようになるというわけだ。日本人男性との離婚歴がある黒龍江省出身の女性は、「資本主義の先進国に来れば苦労しなくて済むと思ったが、想像と全く違った。それに加え、日本人夫の『文化暴力』と『性暴力』に耐えられなかった」と話していた。(翻訳・編集/NN)

●チュー・ジュエン

日本在住の中国人。NPO法人・日中韓経済貿易促進協会専務。複数の企業で幹部を務める。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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