2010年12月15日、中国国家発展改革委員会の張平（ジャン・ピン）主任は全国改革発展工作会議の席で、2011年の目標を、経済成長率は8％前後、消費者物価指数（CPI）の上昇率は4％前後に設定したと発表した。華西都市報が伝えた。

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張主任によると、今年のCPI上昇率は3％を超え、国内総生産（GDP）の成長率も10％を超える見通し。主任は、4兆元（約50兆円）規模の景気刺激策に基づいて計画されたプロジェクトがすべて完了し、その成果が表れたと指摘した。2011年は新たに900万人の雇用を創出し、失業率を4．6％以内に抑える予定だという。

12日に閉幕した中国共産党の中央経済工作会議では、2011年の経済政策について、安定した成長とインフレ防止を柱とすることが確認された。2011年は「十二五」（第12次5カ年計画、2011〜2015年）の最初の年にあたることから、今回の会議は各界から大きな注目を集めた。（翻訳・編集/NN）