2010年12月15日、中国人女性の7割が、結婚相手に求める必須条件として「持ち家があること」を挙げた。新民網が伝えた。

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全国婦聯中国婚姻家庭研究会、中国社会工作協会婚介業界委員会、婚活サイトの百合網が共同で発表した「2010中国人婚恋状況調査報告」で明らかになった。報告は中国の31省（市・区）の独身男女を対象に行われた調査をまとめたもの。

それによると、男性が結婚相手に求める条件は「容姿」がトップを占めたが、女性は「経済力」と「仕事」だった。特に70％の女性は必須条件として「持ち家があること」、65％が「自分の収入の2倍以上」を挙げた。こうした結果について、著名な社会学者、李銀河（リー・インホー）氏は「男性が家を買うのは当たり前という考えは、女性の弱者意識の表れ。非常に封建的な考えだ」と指摘している。

また、女性の「理想の結婚相手の職業」は、「公務員」が40％を占めてトップ。これに「管理職」「警察官・軍人」「経営者」「医者」などが続いた。一方、男性が求める理想の女性は「教師」（38．3％）で、「公務員」「医療関係」「銀行関係」も人気だった。「理想の年齢」については、男性の90％以上が「27歳以下の女性」と回答、特に「20〜24歳」が最も理想的だと答えた割合は32％に達した。女性は50％以上が「28〜30歳の男性」と答えた。（翻訳・編集/NN）