<日中米韓4カ国比較>高校生へのお小遣い、中国がダントツでNo.1―香港紙

Record China    2010年12月18日(土) 10時30分

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16日、中国で「90後」と呼ばれる1990年代生まれの若者は、日中米韓4カ国の若者のなかで親から最も多くお小遣いを与えられていることが判明した。資料写真。

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2010年12月16日、上海社会科学院が発表した調査報告書「中国『90後(1990年代生まれの若者)』世代の消費状況と日米韓比較」によると、中国の高校生は日米中韓の4カ国のなかで親から最も多くお小遣いを与えられているという。香港紙・文匯報が伝えた。

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北京市、上海市、寧夏回族自治区、遼寧省、陝西省、湖南省の普通高校と高等専門学校の1年生から3年生までの在校生約1500人を対象に今年実施された調査の結果、彼らの1カ月のお小遣いは平均で約250元(約3100円)と判明。3年前の月平均185元(約2300円)から30%以上もアップしていた。北京市では平均月額303元(約3800円)、上海市では270元(約3400円)だった。

09年の中国国民1人あたりの平均年収は約1万7000元(約21万5000円)。平均月収は約1400元(約1万7700円)となるため、中国の親たちはなんと平均月収の17%をお小遣いとして子供に与えている計算に。だが、他3カ国のお小遣い比率は、日本が平均月収の2.8%、韓国2.3%、米国4.7%と極めて低い。さらに中国の高校生は半数近くが「欲しいものがあれば、我慢しないで即買う」と答えているのに対し、他の国では同様の答えは少数派。また、中国ではお小遣いの金額は子供の成績によって決められることが多いが、他の国ではお手伝いや家事の量を重視しているという。(翻訳・編集/本郷)

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