自由貿易協定で活発化する中越貿易、台湾商人が続々参入―台湾紙

Record China    2010年12月19日(日) 7時31分

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14日、台湾紙・中国時報は記事「戦場から商場へ、中越国境は台湾商人の楽土に変わった」を掲載した。ASEANとの自由貿易協定で中越貿易が活発化。台湾商人が続々と参入している。写真は中越貿易の拠点・広西チワン族自治区東興市。

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2010年12月14日、台湾紙・中国時報は記事「戦場から商場へ、中越国境は台湾商人の楽土に変わった」を掲載した。17日、環球時報が伝えた。

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1979年の中越戦争では広西チワン族自治区の布局村で大規模な戦車戦が展開された。アジアでは第二次世界大戦以来、最大規模の戦いだった。あれから30年、同地は今、台湾商人の投資を集めるビジネスの地へと姿を変えた。

黄さんも中越国境ビジネスに身を投じた1人。もともと女性用下着販売業に従事していたが、東南アジア諸国連合(ASEAN)+1の自由貿易協定の効果で辺境地域が変貌しつつあることを知り、新たな世界に飛び込んだ。

中越国境にある布局村は辺境貿易の拠点となっている。重要なのは優遇策として各住民に1日当たり8000元(約10万円)の免税待遇が与えられていること。人脈を通じてこの地には多くの台湾商人が進出しており、店舗数の3分の1を占めている。しょうゆ、電子製品、石油化学製品などが海外からベトナムへ、その後、布局村を経由して中国本土の各都市に送られている。(翻訳・編集/KT)

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