<レコチャ広場>中国を圧倒する日本文化の影響力=中国文化の宣伝が必要だ

Record China    2010年12月19日(日) 20時38分

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今や押しも押されぬ世界の大国となった中国。世界の注目を集めるようになったが、しかしまだその地位に見合う文化的影響力を得ていないと感じている人が多い。写真は2002年、山東省済南市で開催された浮世絵展。

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今や押しも押されぬ世界の大国となった中国。世界の注目を集めるようになったが、しかしまだその地位に見合う文化的影響力を得ていないと感じている人が多い。こうした問題を取り上げた、新浪ブログのエントリー「日本文化は海外でこうして中国を圧倒している」が注目を集めている。以下はその抄訳。

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海外における日本文化の影響力は、中国人が想像しているよりもはるかに大きい。19世紀には浮世絵が欧州の印象派に大きな影響を与えたことは有名だ。それだけではない。長年にわたる、たゆまぬ宣伝を通じて、日本文化は欧米社会のさまざまな場所に入り込み、大きな影響力を誇っている。

日本文化の宣伝について考える時、私が思い出すのは、中国の芸術家・張充仁(ジャン・チョンレン)氏。欧米では知らない人はいないだろう。あの人気マンガ『タンタンの冒険旅行』に出てくる少年のモデルとなった人物だ。

張はタンタンの作者エルジェに協力し、中国文化を伝えると同時に、日本人が中国を侵略していること、日本帝国主義を打倒すべきであることを訴えた。欧米人はタンタンを通じて、中国の悠久の歴史と文化を、日本人の暴虐を、中国人の義に厚い性格を知ったのだった。

中国の前駐仏大使・呉建民(ウー・ジエンミン)氏によると、国際外交の舞台では一流の国家は文化を輸出し、二流の国家は人材を輸出し、三流の国家は製品を輸出すると言われている。まさに文化の宣伝とコミュニケーションこそがすべての実力の中心なのだ。(翻訳・編集/KT)

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