<レコチャ広場>世界一の中国卓球=その基礎を築いたのは毛沢東の言葉だった―中国

Record China    2010年12月20日(月) 12時47分

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17日、中国卓球界の伝説的名選手・庄則棟氏は、ブログに記事「基礎を整えてから行動せよ」を発表。世界一の座をつかんだ中国卓球の飛躍について語った。写真は9月、青島市で開催された五輪王者対世界王者対抗戦。

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2010年12月17日、中国卓球界の伝説的名選手・庄則棟(ジュアン・ザードン)氏は、ブログに記事「基礎を整えてから行動せよ」を発表。世界一の座をつかんだ中国卓球の飛躍について語った。以下はその抄訳。

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1961年、中国卓球が世界に覇を唱えたスタートとなった北京開催の第26回世界卓球選手権が行われた(庄氏が優勝、中国人選手がベスト4を独占した)。来年は50周年という記念すべき年となる。新中国成立からわずか12年での世界制覇にはどのような秘密があったのか。

1952年、毛沢東主席は「スポーツを発展させ、人民の体質を高めよ」とのスローガンを発表した。なにごとをなすにもまず身体能力が必要だ。さらに「健康であり、よく勉強し、よく仕事する」との発言もあり、まさに中国民族全体の身体能力向上を支えた言葉となった。

卓球が中国に合っていたことも見逃せない。卓球は狭い場所でもプレーすることができ、お金もかからない。その上、面白いとあって国民の人気スポーツとなった。中でも上海、広東、香港が国内でも先駆けて卓球人気が盛り上がっていた。

そして1961年の世界卓球選手権だが、強敵・日本への徹底的な対策を積んだ。日本が新たなカット技術を開発したと知り、日本から取り寄せた雑誌やスポーツ紙で研究。カットが得意な選手にまねさせて徹底的な対策を積んだのだった。こうした十分な準備がなければ、中国卓球はあの成績を達成することはできなかっただろう。(翻訳・編集/KT)

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