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18日、中国甘粛省臨夏回族自治州トンシャン族自治県で1000年以上前のものと思われるイスラム教の聖典・コーランの抄本が発見された。場合によっては、これが世界最古の抄本である可能性もあるという。
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2010年12月18日、中国甘粛省臨夏回族自治州トンシャン(東郷)族自治県で1000年以上前のものと思われるイスラム教の聖典・コーランの抄本が発見された。中国新聞社が伝えた。
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甘粛省文物鑑定委員会が国内外から7人の専門家を招き、初期鑑定作業にあたっている。場合によっては、これが世界最古の抄本である可能性もあるという。現在、抄本が保存されているのは、この地にイスラム教布教にやってきたアラブ系の学者の墳墓で、1425年に建てられたもの。抄本はこの学者が持ち込んだものであると伝えられている。
現地に住まう少数民族トンシャン族はイスラム教を信教としており、この抄本を「民族の宝」として珍重しているという。歴史的にも芸術的にも非常に価値が高く、民族のルーツやイスラム教発展史の重要な史料として重要な意味を持っている。(翻訳・編集/愛玉)
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