Record China 2010年12月24日(金) 11時38分
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22日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「中国、今年は省・部級高官11人が有罪に=3000万元を収賄も死刑にならなかった官僚も」を掲載した。写真は今年有罪判決を受けた王華元・元中国共産党浙江省紀律委員会書記。
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2010年12月22日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「中国、今年は省・部級高官11人が有罪に=3000万元を収賄も死刑にならなかった官僚も」を掲載した。
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中国では今年、11人の省・部級高官が有罪判決を受けた。うち7人が執行猶予付き死刑、残る4人が無期懲役の判決を受けた。なお死刑執行はなかった。法制晩報によると、11人の罪状は汚職と女性関係。11人全員が500万元(約6270万円)以上を収賄。一部には愛人や売春などの問題も明らかにされている。
取材に応えたある専門家は中国が汚職摘発を強化していると胸を張った。しかし北京のある研究者は汚職で逮捕された高官のうち死刑判決を受けた者はごくわずかで、省・部級高官の摘発数も過去数年と比べて減少していると指摘した。
中華人民共和国建国以来、副部級以上の官僚が死刑判決を受けたのは4人。2000年の胡長清(フー・チャンチン)元江西省副省長、成克傑(チェン・クージエ)元全国人民代表大会副委員長、2004年の王懐忠(ワン・ホワイジョン)元安徽省副省長、2007年の鄭篠萸(ジェン・シャオユー)元国家薬品監督管理局局長。
収賄金額で見ると、成が4109万元(約5億1500万円)と飛び抜けているが、残る3人は500万元(約6270万円)程度。一方、今年有罪判決を受けた11人はいずれも500万元以上を収賄したという。(翻訳・編集/KT)
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