グーグル撤退にノーベル平和賞…2010年の中国7大事件―英紙

Record China    2010年12月26日(日) 8時15分

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23日、英メディアは、今年の中国の7大事件を発表した。写真はグーグル中国本土版のトップページ。中国撤退により、香港版へのリンクが表示されている。

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2010年12月23日、英紙フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトは、今年の中国の7大事件を発表した。以下はその内容。

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1、しかめ面外交

中国は今年、「微笑み外交」を改め、「しかめ面外交」に転じた。尖閣諸島沖での衝突事件でも中国漁船の船長が拘束されたことに激しく抗議し、日本政府を震え上がらせた。

2、グーグル

グーグルが中国市場から撤退すると威嚇した時、中国は彼らに持ち札を出すよう迫る準備をしていた。中国はかつて外資系企業の投資と技術を強く望んだが、それらを大量に吸収した今、今度は自国企業が競争に勝つための環境を整えようとしている。

3、高速鉄道列車

中国の高速鉄道列車の総延長は全世界の合計より長い。武漢から広州までの1068kmは昨年までは10時間かかっていたが、今はわずか3時間の距離となっている。

4、人民元

中国政府は海外の金融機関に銀行間債券市場での人民元資金の運用を認めるという大きな改革を行い、人民元の国際化をさらに進めた。人民元相場は相変わらず低く抑えられた。

5、劉暁波

今年のノーベル平和賞受賞者、劉暁波(リウ・シャオボー)氏。中国政府は全くの無視を決め込んだが、中国人民が以前より自由度が高まったとアピールするためには、劉氏を釈放するのが最善の方法だ。

6、レアアース

中国が世界の97%を握っていることを、今年初めて知った人が多かったに違いない。だが、10年後、我々は中国が牛耳っているのはレアアースだけではないことに気づくだろう。

7、フォックスコン(富士康)

従業員の連続自殺事件は世間に衝撃を与えた。だが、これをきっかけに安価な出稼ぎ労働者の労働条件の見直しが行われ、中国内陸部の労働者に20〜25%の賃上げが実施された。(翻訳・編集/NN)

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