2010年12月28日、香港当局によると、今年1〜11月までに香港を訪れた旅行者数が前年比22．5％増の3248万7000人に上ったことがわかった。11月の時点ですでに09年の総数を超え、過去最高を記録している。29日付で中国新聞網が伝えた。

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総数3248万7000人のうち中国人は2040万人で、前年比2割増。記事によると、ロシアからの観光客が最も増加し、1〜11月の増加率は前年比で約2倍だという。短期滞在の観光客では、東北アジアからの観光客の成績が最も良く、韓国人観光客が45％の伸びを示しているほか、円高による日本人観光客の増加も顕著だ。南アジアと東南アジアでは、インドが1〜11月ですでに前年比47．2％増の約49万人を記録した。

長期滞在者も約10％の増加が見込まれている。香港当局が、アフリカ国籍の深セン滞在者にも香港入境を緩和する政策を打ち出したことも、数字の伸びを後押ししているとみられている。12月までの通年では、前年比2割増の約3500万人に達する見込み。（翻訳・編集/津野尾）