韓国人留学生が兵役逃れを目的に不法滞在=家族の捜索願いで判明―北京市

Record China    2010年12月31日(金) 11時31分

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12月30日、韓国人留学生が韓国の兵役を逃れるために北京市に不法滞在し、発見されるのを防ぐため住所を頻繁に変えていたことがわかった。写真は韓国人留学生が在籍していた北京師範大学。

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2010年12月30日、北京晩報によると、韓国人留学生が韓国の兵役を逃れるために北京市に不法滞在し、発見されるのを防ぐため住所を頻繁に変えていたことがわかった。その留学生は北京市警察当局に身柄を拘束され調査を受けているという。

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記事によると12月中旬、中国警察当局に韓国から電話があった。電話をしたのは韓国人留学生の兄で、「弟が北京師範大学に留学しているが、数カ月間家族と連絡が途絶えている。捜索してほしい」という内容だったという。

調査の結果、韓国人留学生は2010年2月に中国に入国、以来出国記録がなかった。同大学で調べたところ、韓国人留学生は中国語を学ぶために同大学に在籍していたが、3月以降講義に出席した形跡はなかったという。その後、韓国人留学生は賃貸マンションから引越しており、行方がわからなくなっていた。

ところが最近、警察官が北京市のあるインターネットカフェの定期見回りでこの韓国人留学生を発見。韓国人留学生によると、6月に中国語の課程を終えて帰国することになっていたが、満20歳に達していることから、韓国の規定により帰国後は兵役に着かなければならず、兵役から逃れるために大学を欠席していたという。普段はインターネットカフェでゲームをしながら時間を過ごしていた。(翻訳・編集/津野尾)

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