不安定な日中関係、最大の問題は日本の政治的混乱=選挙制度の改革が必要だが…―SP華字紙

Record China    2011年1月9日(日) 13時23分

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6日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「動揺する日本政局と脆弱な日中関係」を掲載した。日中関係における最大の問題点は、日本の政局が安定しないことだと指摘している。写真は新宿。

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2011年1月6日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「動揺する日本政局と脆弱な日中関係」を掲載した。以下はその抄訳。

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日中関係は最も複雑な二国間関係だ。変化が激しく先読みが難しい。経済や文化など多方面の要因があるが、最大の問題は政治である。中国の政局は常に安定しており、外交方針も一貫しているが、日本は安倍晋三政権以来、政治的な動揺が続いている。

国内の経済問題が悪化し政治的な闘争が激化すると、日本政府が外交で得点をあげようと考える。その矛先はしばしば中国への強硬策となって現れる。中国でも日本への反発から国民のナショナリズムが高まることとなる。

ゆえに日中関係の改善には、日本に安定した政府が出現し、一貫した外交政策を採ることが条件となる。そのためにはまず選挙制度改革が不可欠だ。英国のような単純小選挙区制を導入すれば日本の政治は安定する。しかし抵抗勢力もあり、辣腕政治家を欠く日本には改革の可能性はない。

長続きは難しいと見られている菅直人内閣。彼が日中関係改善を目指していたとしても実現は難しいだろう。(翻訳・編集/KT)

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