上海港のコンテナ取扱量、シンガポールを抜き世界一に―中国

Record China    2011年1月10日(月) 10時38分

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8日、上海港の2010年のコンテナ取扱量が前年比16%増の2906万9000TEUとなり、初めてシンガポールを抜き世界一となった。写真は上海港。

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2011年1月8日、上海港の2010年のコンテナ取扱量が前年比16%増の2906万9000TEU(20フィートコンテナ換算)となり、初めてシンガポールを抜き世界一となったことが分かった。ハブ港の主な目安となるコンテナの保税港区での蔵置割合は37.7%となり、輸送量は6億5000万トンで4年連続世界一となった。聯合早報が伝えた。

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上海国際海運センターは、上海が中国経済の首都となるための4大目標のひとつだった。同センターの洋山深水港は5年前に開港、中国国内の需要急増により、上海港を世界一の港にするという目標を達成した。上海市建設交通委員会の蒋曙杰(ジアン・シュージエ)副主任は7日の記者会見の席上、今後は関連政策や人材、システムといったソフト面を充実させる必要があるとし、向こう5年間の同センターの重点業務だと述べた。

シンガポールの港湾管理会社PSAインターナショナルが7日に発表したところによると、シンガポール港の2010年のコンテナ取扱量は2768万TEU。同社の全世界におけるコンテナ処理量は前年比14.4%増の6512万TEUだった。(翻訳・編集/中原)

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