日中関係は米中関係の改善とともに緩和される―SP華字紙

Record China    2011年1月14日(金) 0時28分

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10日、シンガポール華字紙は、緊張状態が続く日中関係について、米中関係の改善に伴い、徐々に緩和されると論じた。写真は山東省日照市の金属製品製造工場。

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2011年1月10日、シンガポール華字紙・聯合早報は、緊張状態が続く日中関係について、米中関係の改善に伴い、徐々に緩和されると論じた。以下はその内容。

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中国外交部の楊潔●(=たけかんむりに褫のつくり、ヤン・ジエチー)部長の訪米に続き、米国のゲーツ国防長官が中国を訪問した。来週には胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が米国を訪問し、オバマ大統領と会見する。一連の動きは米中関係が改善に向かっていることを示すものだ。

日中関係と米中関係は連動している。米中関係が順調な時は日中関係も悪くならない。米中が敵対すると日米も対立するようになる、という具合だ。これは日本の外交政策と関連している。はっきり言ってしまえば、それは「米国と同じズボンを履く」政策だ。

米国は今のところ世界唯一の超大国で、まさに「帝国」と呼ぶに相応しい。だが、一方で“マフィアのボス”に近い部分もある。理不尽に中国の内政に干渉し、台湾に武器を輸出。公然と「尖閣諸島は日米安保条約の適用対象になる」とまで言い放った。

世界各国を野牛の群れに例えれば、米国はその“ボス”だ。これに対し、中国は成長中の“若いオス牛”。とても米国には敵わない。だが、それでも“ボス”を倒そうという気合は十分だ。“ボス”は野牛の群れから追い出されないようせいぜい気を付けた方が良い。

日本は、中国が同時に日米と敵対する力がないことを知っている。だが、我々は昔の人の教え通りにすれば良い。米国が超大型馬だとすれば、中国は1番弱い馬をあてがう。日本が中型馬だとすれば、中国は1番強い馬で対抗する。米国に対しては流れる水のように柔らかく、日本に対しては巨人のように強い態度で―。

尖閣諸島沖での衝突事件が起きた際、米国は早速“ボス”らしく「米・日・中の3カ国で話し合うべき」だと提案、ステルス戦闘機を沖縄に配備した。米国はどうやら日本の肩を持っているようだが、同時に中国に近距離で観察する機会を与えてくれた。中国のステルス戦闘機の開発の大きな助けになることを期待する。(翻訳・編集/NN)

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