「中国の野望は無限ではない」仏学者が指摘―豪紙

Record China    2011年1月19日(水) 6時8分

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9日、仏政治学者ドミニク・モイジ氏による「中国が各国の神経をとがらせている」との記事をオーストリアDie Presse紙が掲載した。資料写真。

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2011年1月9日、仏政治学者ドミニク・モイジ氏による「中国が各国の神経をとがらせている」との記事をオーストリアDie Presse紙が掲載した。欧米各国は中国の台頭を見ているだけではなく、自身の長所を伸ばさなくてはいけないと主張している。環球時報が17日付で伝えた。

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欧州では至るところで「停滞」や「衰退」という言葉が躍り、「大西洋の時代は終わり、太平洋の時代が始まった」とささやかれている。米国では現在の状況は相対的なものだとされているが、欧州では絶対的に衰退していると見られている。ウイーンにはアジアからの観光客が溢れ、特に中国人観光客が増加しており、留学生もアジア系の学生が大多数を占めている。

急成長を続ける中国は欧米各国の神経をとがらせているが、中国の歴史をひもとけば、その野心が無限でないことが分かるはずだとモイジ氏は指摘する。中国にとって重要なのは基本的には仕事、家庭、国家の三つで、こちらから刺激しなければ中国は“壁”を越えては来ないとしている。(翻訳・編集/岡田)

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