2010年の外国投資受け入れ額、初の大台突破の1057億ドル、世界2位に―中国

Record China    2011年1月19日(水) 10時43分

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18日、中国が2010年に受け入れた外資の直接投資額は前年比17.4%増の1057億4000万ドルとなり、初めて1000億ドルを突破したことが分かった。写真は10年11月、北京国際金融博覧会。

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2011年1月18日、中国商務部によると、中国が2010年に受け入れた外資の直接投資額は前年比17.4%増の1057億4000万ドルとなり、初めて1000億ドルを突破したことが分かった。国際連合貿易開発会議(UNCTAD)が17日に発表したデータによると、中国は米国に次いで世界2位となっている。中国新聞社が伝えた。

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10年12月の中国全土で実際に使用した外資は前年同期比15.6%増の140億3000万ドルで、09年8月以降17カ月連続で前年同期比増を記録した。これにより、2010年1年間の外資の使用額は前年比17.4%増の1057億4000万ドルとなり、09年の同2.6%減から大きく回復した。外資の使用額が大きく伸びた分野は、サービス業(前年比28.6%増)と中西部地区への投資(同27.6%)だった。

外資による投資が大幅に増加した理由について、中国商務部の姚堅(ヤオ・ジエン)報道官は「審査緩和など投資環境の改善・強化」「旅行、医療、ネット販売分野などの開放レベルの拡大」「知的財産権の侵害に対する取り締まり強化」などを挙げている。

また、10年の世界全体の外資による直接投資額は前年比1%増の1兆1200億ドルだった。先進国への投資が5270億ドルで同約7%減となった一方で、発展途上国への投資額が全体の53%となり、初めて50%を超えた。2011年の世界全体の外資の直接投資額は1兆3000億〜1兆5000億ドルに上ると推測されている。(翻訳・編集/HA)

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