Record China 2011年1月21日(金) 14時2分
拡大
20日、中国がGDPで日本を抜き、世界第2位になることが確実になったことについて、中国国家統計局の馬建堂報道官は「中国の発展方式は粗削り」と冷静な姿勢を見せた。
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2011年1月20日、中国が国内総生産(GDP)で日本を抜き、世界第2位になることが確実になったことについて、中国国家統計局の馬建堂(マー・ジエンタン)報道官は「経済規模は拡大を続けているが、その発展方式は粗削りだ。まだ多くの経済構造を合理化させる必要がある」と冷静な姿勢を見せた。中国新聞社が伝えた。
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馬報道官は北京の国務院弁公室で開かれた記者会見で、中国が世界第2位の経済大国になったことについて、「第1に、中国人民が中国共産党の指導の下、困難にも負けず奮闘し、向上しようと努力した結果」とした上で、「第2に、GDPの拡大に伴い、単位GDP当たりのエネルギー、水資源の消費量も増加している。われわれは『経済発展の質』の面でまだやるべきことがたくさんある」との見方を示した。
また、「1人当たりのGDPはまだかなり低い水準。世界銀行の09年のデータでは213カ国・地域中、124位だった。われわれはこうした現実を冷静かつ客観的に受け止めなければならない」とし、「日本には何度も行ったことがあるが、中日両国はどちらが2位でどちらが3位でも、両国人民にとっては喜ばしいこと。経済・貿易交流を活発化させることは両国の経済発展にメリットがある」と強調した。(翻訳・編集/NN)
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