2011年1月25日、自動車メーカー大手の重慶長安汽車は、重慶市両江新区工業園で本社、工場、研究開発センター、物流拠点を一体化した「自動車城」の建設を始めた。毎経網などが伝えた。

「自動車城」の第1期の年産能力は自動車80万台、エンジン150万台で、2015年をめどに操業を始める。その後、2020年までに総本部や研究開発センター、自動車・エンジン・部品生産、物流センターなどを整備する。省エネ車や新エネ車の生産にも着手する。

「両江新区」は10年6月、副省級新区（省に次ぐ自治権が与えられた地区）に昇格した。副省級新区は上海浦東新区、天津浜海新区に次いで3カ所目。金融、ハイテク、貿易など各方面で優遇税制が適用されるほか、各種改革の試行が認められる。（翻訳・編集/JX）