WTO加盟10周年、今後年平均15%の内需拡大を見込む―中国

Record China    2011年1月31日(月) 9時1分

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28日、中国商務部の陳徳銘部長は、中国は将来、中国企業による海外投資、輸入の拡大、国内消費の促進に注力し、内需を毎年平均15%成長させる、と発言した。写真は中国のウォルマート。

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2011年1月28日、中国商務部の陳徳銘(チェン・ダーミン)部長は、中国は将来、中国企業による海外投資、輸入の拡大、国内消費の促進に注力し、内需を毎年平均15%成長させる、と発言した。29日付で上海証券報が伝えた。

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記事によると、陳部長はさらに「WTO加盟10周年にあたる今年を起点に、中国はさらに対外開放を推し進める」と発言し、将来、中国の輸出額が激増し、国際貿易における中国市場の比重が高まるとの見方を示した。

中国の平均関税率は01年の15.3%から10年で9.8%に低下、輸出入はそれぞれ4.9倍と4.7倍に拡大し、10年間でGDPは2倍以上に増加している。2010年には世界第2位の輸入国となり、貨物輸入額は1兆4000億ドルを越え、世界の貿易量の10%を占めるまでとなった。

中国はこの10年間で7000億ドル以上の外資を誘致しており、現在、世界トップ500企業のうち480社が中国で事業を展開しているという。中国は、ドーハラウンドを新たな世界秩序に向けての重要な起点と位置づけ、全力で協議におけるブレークスルーを狙いに行く。(翻訳・編集/津野尾)

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