Record China 2011年2月7日(月) 8時58分
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1月30日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、中国の台頭を前に米国が新たに奮起できるのかを分析する記事を掲載した。写真は09年1月、オバマ大統領就任を記念して中国で販売されたTシャツ。
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2011年1月30日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、中国の台頭を前に米国が新たに奮起できるのかを分析する記事を掲載した。2月1日、環球時報が伝えた。以下はその内容。
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1957年、ソ連の人工衛星スプートニク1号の打ち上げのニュースは米国に大きな衝撃を与えた。その後、米国は急ピッチで技術開発を進め、新たな成功へとつなげた。そして今、中国の台頭が米国に大きな衝撃を与えている。オバマ大統領は「スプートニク的な瞬間を米国は迎えている」と語った。
最も対立していた米ソと違い米中は協力関係にあり、また軍事的ではなく経済的な競争であるなど状況は大きく異なる。何よりも重大なのはかつてのスプートニクショックは巨額の費用を注ぎ込んだ宇宙開発計画をスタートさせるきっかけとなったが、現在の米国は債務に苦しんでおり、支出拡大ではなく削減を求める声が大きいという点だ。
一方、中国では多くの人々がオバマの発言を奇異に感じている。米国がどれほど喧伝しようとも、中国が間もなく米国を追い抜くことなどありえないと考えているからだ。しかし米国人は確かに中国の台頭に不安を抱いている。
世界最大の人口を誇る中国の発展。巨大で、かつ開放的な市場が生まれ、米国企業も進出しているが、ある意味ではもろ刃の剣でもある。つまり、市場があれば、技術はそこに流出するもの。最終的には米国の雇用が奪われる懸念があるためだ。(翻訳・編集/KT)
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