楽しい旧正月商戦に落とし穴=買い物しすぎで「カード奴隷」を量産―中国

Record China    2011年2月6日(日) 7時21分

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1日、瀋陽晩報は記事「クレジットカードの過剰利用=若者の60%の欲望を暴走させた」を掲載した。旧正月商戦を迎えた中国。カードでのショッピングが普及しつつあるが、返済能力を超えた買い物をして「カード奴隷」となるケースも少なくない。資料写真。

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2011年2月1日、瀋陽晩報は記事「クレジットカードの過剰利用=若者の60%の欲望を暴走させた」を掲載した。

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招商銀行の調査によると、30歳以下の若者の63%はクレジットカードを利用して、現金では買えない高額の商品を購入していることが明らかとなった。旧正月期間、各銀行はクレジットカードの利用にサービスをつけるなど、消費を促しているが、専門家は若者が返済能力を超えてカードを過剰利用する可能性があると警告している。

注目するべきはクレジットカードで購入されたものが決して生活必需品ばかりではない点にある。若者の60%以上はショッピングをストレス解消の手段と見なしており、ショッピングは個性を伸ばす手段だと考えている比率も50%を超えている。

若者たちがクレジットカードで買い物をする時は、興奮して歯止めが利かなくなっている状態が多い。実際に使った金額をよく把握せずに、返済能力を超えた借金をしてしまうケースも多いという。中国工商銀行の陳マネージャーは、旧正月後には大量の負債を抱えた「カード奴隷」が大量に出現すると明かし、買い物しすぎには注意すべきだと警告した。(翻訳・編集/KT)

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