Record China 2011年2月8日(火) 0時29分
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5日、春節(旧正月)休みに香港ツアーに参加した中国本土の観光客が現地ガイドと乱闘事件を起こし、警察に身柄を拘束されていたことが分かった。写真は昨年12月、年末セールを目当てに本土から観光客が押し寄せた香港。
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2011年2月5日、春節(旧正月)休みに香港ツアーに参加した中国本土の観光客が現地ガイドと乱闘事件を起こし、警察に身柄を拘束されていたことが分かった。7日付で京華時報が伝えた。
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事件が起きたのは5日午前。安徽省からの団体ツアー客33人が、地元の女性ガイド(37)が手配した宝飾店で2時間、「買い物タイム」を過ごしたが、誰も買い物をしなかった。これにガイドが腹を立て、汚い言葉で客を罵り始めたことから、ある男性客(40)と口論が勃発し、殴り合いに発展。そのうち、仲裁に入ったツアー団の団長(27)と男性客の妻(40)も巻き込んだ乱闘となり、地元警察に連行された。
4人はいずれも軽傷。病院で手当てを受けた後、警察で事情聴取が行われた。ツアー団の団長は当日の晩に釈放されたが、ガイドと2人の客は6日まで拘留された。7日に九龍城裁判法院で罪状認否が行われる予定。2人の客は「(事件は)ちょっとした誤解によるもの」と話している。
背景には、地元ガイドの報酬体系にある。香港ガイド総工会によると、彼らの多くのは基本給がなく、みやげ店などからのキックバックで収入を得るため、自身が担当するツアーの客が買い物をしない場合、実入りが減るというわけだ。(翻訳・編集/NN)
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