衛星の通信妨害と破壊が可能な中国の武器開発に懸念―米国防総省

Record China    2011年2月8日(火) 11時47分

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4日、米国防省当局は、中国による衛星の通信妨害と破壊が可能な武器の開発に懸念を示した。写真は甘粛省酒泉市の中国衛星発射センター。

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2011年2月4日、米国防総省幹部の話としてAP通信が報じたところによると、中国は現在、衛星の通信妨害と破壊が可能な武器を開発しているという。7日付で環球時報が伝えた。

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記事によると、米国防総省で宇宙戦略を担当するシュルツ国防次官補が、中国の衛星攻撃用武器の開発に懸念を感じていると言明した。同国防次官補はさらに、宇宙はもはや米ソによる独占地帯ではなくなり、多くの国家が衛星を打ち上げているが、米国が懸念するのは、一部の対衛星兵器の開発が平和利用という目的から外れていることだ、と述べた。

同国防次官補は中国が「対衛星パワー」の前線となっているとも指摘、ゲーツ国防長官が同分野での中国との対話を模索していると述べた。(翻訳・編集/津野尾)

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