市民が公園に放したハト、警備員が勝手に食べる―広東省深セン市

Record China    2011年2月8日(火) 12時55分

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7日、広東省深セン市内の公園で、市民が放したばかりのハトを警備員がこっそり食べていたことが発覚した。写真は事件のあった蓮花山公園。

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2011年2月7日、広東省深セン市内の公園で、市民が放したばかりのハトを警備員がこっそり食べていたことが発覚した。南方都市報が伝えた。

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ハトを放したのは市内在住の姜(ジアン)さん。旧暦1月2日に当たる今月4日、市場で売られていたハト200羽を買い取り、緑豊かな蓮花山公園に放した。日頃から動物のリリース(放生)活動をしているという。翌5日、ハトの様子を見に行った際、公園の警備員に事情を話すと「責任持ってお世話します」と言われ、感激。警備員に50元(約620円)を手渡し、「よろしくお願いします」と言って帰って来た。

ところが、6日になると突然ハトの姿はまばらになり、園内のあちこちにハトの毛が落ちているのが発見される。園内を捜索すると、警備員宿舎の裏庭から数十羽のハトの死がいが見つかった。食堂にもすでに食材と化したハトが。生き残ったハトはすぐに保護されたが、結局何羽殺されたのかはっきりしないという。

「信じられない」と憤慨する姜さんだが、公園の管理事務所は「勝手にハトを放されても困る」と迷惑顔。「野生のハトと違い、すぐに死んでしまうケースが多いんです。以前、鳥インフルエンザが流行った時も鳥の死がいが大量に見つかり、大騒ぎになったことがあるんですが、これも市民が勝手に放したものでした」と話す。

ただ、今回の件は悪質だとして、ハトを殺して食べた警備員を割り出し、厳しい処分を下すとしている。(翻訳・編集/NN)

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