馬英九総統、「中国」の呼称改め「対岸」か「大陸」で統一の意向―台湾

Record China    2011年2月9日(水) 6時40分

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7日、台湾の馬英九総統が新春茶会の席上で、政府機関で使用する中国本土の呼称を「対岸」または「大陸」で統一する考えがあることを明らかにした。写真は昨年5月、「世界熱愛生命賞」の授賞式に出席した馬総統。

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2011年2月7日、台湾・中時電子報によると、馬英九(マー・インジウ)総統が新春茶会の席上で、政府機関で使用する中国本土の呼称を「対岸」または「大陸」で統一する考えがあることを明らかにした。8日付で環球時報が伝えた。

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馬総統はその理由について、中国と台湾が「一つの中国」であるという原則は保ちながら、中台双方がそれぞれの解釈権を持つことを認める「九二共識」を堅持するためとしている。現在は「中国」という呼称を使用しているが、これは「一中各表(一つの中国という概念。ただし、中台各自の解釈を持つ)」の原則に相応しくないというもの。総統は今後、公の場で中台関係について話す際は「対岸」か「大陸」という単語を用いるよう求めた。

「九二共識」に対する解釈は中台で異なり、中国側はあくまでも「一つの中国」以外は認めず(一中原則…中国はただ一つとの原則)、台湾側の主張する「一中各表」を認めていない。(翻訳・編集/NN)

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