中欧国際集団、純国産豪華ヘリ製造をめざす=ユーロコプター社と提携―香港メディア

Record China    2011年2月9日(水) 9時0分

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7日、温州の中欧国際集団は、ヘリコプター製造の大手ユーロコプター社と提携、国産豪華ヘリコプターの製造に着手する。キャンピングカー製造の実績を活かし、最終的には純国産ヘリの製造をめざす。写真は江蘇省江陰市の観光用ヘリ。

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2011年2月7日付の香港紙・大公報によると、中国の中欧国際集団(浙江省温州市)は、ヘリコプター製造大手・ユーロコプター社と提携、国産豪華ヘリコプターの製造に着手する。1台の価格は3000万〜6000万元(約3億7000万〜7億5000万円)となる見込み。網易財経が転電した。

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もともと自動車・バイクの部品製造を手がけていた中欧国際集団。呉国琳(ウー・グオリン)会長は2002年、キャンピングカーの製造・販売に目を向け、ドイツのメルセデス・ベンツ社と提携、高級キャンピングカーを共同開発した。その後、中欧集団は飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を遂げた。

09年末、ベンツ社を通して、ユーロコプター社が中国でのパートーナーを探していることを耳にした呉会長。「我が社は土地も工場もあるため、名乗りをあげた」という。ベンツ社の仲介の下、中欧集団とユーロコプター社は契約を交わし、高級ヘリコプターを製造する民間企業・中央直昇機有限公司が誕生した。

現在、中国のプライベート・ヘリはピストン式エンジンが主流だが、ユーロコプター社の最新式タービン式エンジンを導入する予定。市場の空白を埋めたい考えだ。呉会長はすでに、上海市松江や江蘇省常熟市に工場を準備。部品については当初は全面的に輸入するが、段階を経て最終的には純国産ヘリコプターを製造したい考えだ。最初の試作機は2012年完成予定。(翻訳・編集/小坂)

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