南京大虐殺の生存者・呉秀蘭さん死去―中国

Record China    2011年2月12日(土) 11時39分

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10日、南京大虐殺の生存者である呉秀蘭さんが死亡した。事件当時24歳だった呉さんは爆撃により左足と2人の娘を失った。近年は南京大虐殺記念館の式典にたびたび出席。歴史を忘れず平和を愛するよう呼びかけていた。写真は呉さん。

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2011年2月10日、南京大虐殺の生存者である呉秀蘭(ウー・シウラン)さんが死亡した。97歳だった。11日付で新華網が伝えた。

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事件当時、呉さんは24歳。爆撃の中、長女と三女を亡くした。呉さん自身も爆撃により左足を失った。近年では記念日のたびに南京大虐殺記念館の式典に出席。歴史を忘れず、平和を愛するよう人々に訴えていた。

南京大虐殺記念館の朱成山(ジュー・チョンシャン)館長は、生存者は南京大虐殺の歴史的証人であり、その口述は一次資料として歴史の歪曲を企図する日本の一部勢力に対する最高の反撃だと語った。しかし、生存者の高齢化が進む中、残された人はもはや300人あまりしかいないという。(翻訳・編集/KT)

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