2011年2月15日、中国の高速鉄道建設に伴う巨額債務が注目され始め、中国国家審計署の報告によると、鉄道部の2009年末の負債総額は1兆3000億元に上ることが分かった。財経誌などが伝えた。

負債のうち中長期債務は8500億元、流動負債は4500億元で、中国全土で一斉に高速鉄道建設ブームが起きたことが、債務急増の原因とみられる。

計画によると、2020年の全国の鉄道運営距離は12万km超となる見込み。うち新設の高速鉄道が1万6000kmを占め、建設資金の半分以上が債務で賄われる。2014年以降は鉄道部による債務返済のピークを迎えるとみられる。（翻訳・編集/JX）