最後の香港総督パッテン氏、BBC会長に就任か―英国

Record China    2011年2月22日(火) 15時50分

拡大

21日、BBCの会長候補として、最後の香港総督だったクリストファー・パッテン男爵の名前が挙がっている。しかしBBCの編集方針に影響を与えると反対する人も多いという。写真は10年9月、中国の汕頭大学を見学するパッテン男爵。

(1 / 4 枚)

2011年2月21日、東方網によると、BBC(英国放送協会)の会長候補として、最後の香港総督だったクリストファー・パッテン男爵の名前が挙がっている。しかし、親欧的な同氏が会長に就任すれば、BBCの編集方針に影響を与えると反対する人もいるという。

その他の写真

パッテン氏は現在66歳。1997年に「最後の総督」として香港を中国へ返還。その後、2000年に欧州委員会の英国代表委員に任命され、04年まで同委員会の外交専門部会委員を務めた。現在はイギリス貴族院議員、オックスフォード大学総長。

BBC会長候補としてパッテン氏の名前が挙がったのは、フィナンシャル・タイムズ紙の元編集長で英産業連盟(CBI)事務局長のリチャード・ランバート氏ら他の候補者と比べて名声があり経験も豊富だとして、ハント英文化相がキャメロン首相に推薦したことによるという。

しかし、パッテン氏がBBC会長となれば、保守党勢力のBBCに対する発言権が増す可能性が高く、また、BBCの欧州に対する報道姿勢にも影響を与えるとして、パッテン氏の会長就任に反対する意見も多いという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携