2011年2月21日までに、中国国家外匯管理局は「2010年中国越境資金流動観測リポート」を発表し、2010年のホットマネーの純流入額が355億ドルに上ったと発表した。外貨準備高の増加分の7．6％を占めた。ホットマネーの流入額が公表されるのは今回が初めて。専門家の一部は、同局の発表内容が市場の予測をはるかに下回ると指摘している。

リポートによると、過去10年の平均流入額は約250億ドルで、この間の外貨準備高の増加分の約9％を占めた。人民元の切り上げの予測から、2003年から2010年までの流入額は3000億ドルに迫った。（翻訳・編集/JX）