中国の有名芸能人夫妻、尖閣諸島への本籍地移転を宣言―中国メディア

Record China    2011年2月24日(木) 11時58分

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23日、尖閣諸島に本籍を移す日本人が増えていることに対抗し、中国の有名芸能人夫妻がネット上で「本籍を釣魚島(尖閣諸島の中国名)に移す」との声明を発表し、注目を集めている。写真は声明を発表した孫海英&呂麗萍夫妻。

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2011年2月23日、日本が中ロ韓と領有権争いを続ける尖閣諸島、北方領土、竹島に本籍を移す日本人が増えていることに対抗し、中国の有名芸能人夫妻がネット上で「本籍を釣魚島(尖閣諸島の中国名)に移す」との声明を発表し、注目を集めている。百度娯楽が伝えた。

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記事によると、声明を発表したのは映画「胡同のひまわり(原題:向日葵)」の父親役でも有名な中国のベテラン俳優、スン・ハイイン(孫海英)と、その妻で昨年の台湾版アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝いた実力派女優、リュイ・リーピン(呂麗萍)。いずれも中華圏では知らない者はいないというほどの有名人だ。

スンはマイクロブログに妻との連名で「私は本籍地を中国の釣魚島に移すことを申請します。この島の住民になることを切望しています。この島は人類が文字で記録を付け始めた頃からずっと中国の一部分です。この場を借りて国に承認を求めます」と宣言した。

だが、これに対しネット世論は微妙な反応を見せている。「社会的影響力が強い芸能人が国のために立ち上がるのは素晴らしいこと」という肯定派から、「単なるパフォーマンス」「本気でやっているとしたら、頭がおかしいとしか思えない」という否定派まで様々だ。スンのマネージャーは「(日本で尖閣諸島に本籍を移す人が増えているという)あのニュースに対する単なる批評」と釈明している。

日本では尖閣諸島、北方領土、竹島、沖の鳥島に本籍を移す人が増加傾向にあり、今年1月時点で計520人に上った。内訳は尖閣諸島が約20人、北方領土は175人、竹島は69人、沖の鳥島は262人。一向に進展しない領有権問題に対する抗議の意味が含まれている、と記事は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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