中国のウェブマーケティングの対象者、なんとネット利用者4.6億人!―英メディア

Record China    2011年3月1日(火) 5時1分

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25日、中国でビジネスのデジタル革命が起きていると英メディアが報じた。中国のネット利用者4億5700万人がターゲットになるという。写真は上海のアップルストア。

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2011年2月25日、英紙フィナンシャル・タイムズの中国語電子版は、インターネット上での中国版ジャスミン革命の呼びかけは失敗に終わりそうだが、中国ではもう1つの革命、ビジネスのデジタル革命が起きていると伝えた。中国のネット利用者がウェブマーケティングの対象として重要な存在になりつつあるという。

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コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは23日に発表した最新の報告書のなかで、中国の4億5700万人を数えるインターネット利用者がウェブマーケティングの主要なターゲットとして急速に成長していると指摘した。今後1年間で中国のモバイルインターネット利用者は約50%増え3億3300万人に達し、2015年にはネット利用者全体の数が7億5000万人にまで増加すると予測している。

報告書によれば、中国のネット利用者のうち15%がネット中毒となっており週28時間以上をネット利用に費やしているが、ウェブマーケティングの対象として主要な存在は一般よりも多くネットを利用している25%の層。比較的高い学歴を持ち、収入の多い管理ポストについている人が中心で、ブランド品や高価な化粧品などに興味を持っていることが特徴だという。

最も人数が多いのは60%を占めるライトユーザーだが、この層は中小都市に住み、教育水準は高くないものの、デジタル製品に関心を持っており、携帯音楽プレーヤや電子ブックリーダーなどを購入しようと考えているとして、ウェブマーケティングにとって見逃せない存在だと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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