2011年3月1日、東京都墨田区で建設中の「東京スカイツリー」が高さ600mを超え、自立式電波塔としては世界一となった。中国新聞網が伝えた。

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2008年7月の着工から約2年7カ月で、ついに中国の「広州タワー」（高さ600m）を抜き世界一の座に就いた。最終目標である高さ634mまで、あともう一息だ。事業主体の東武タワースカイツリーによると、この日は地上デジタル放送用アンテナなどを取り付ける最上部の「ゲイン塔」を吊り上げる工事が行われた。昨年12月に高さ500mを超えてからは、地上で組み立てたゲイン塔を週に約10mのペースで吊り上げていったという。

今月中に高さ634mに達し、周辺の商業施設や最寄り駅につながる道路などは年内に完成する。開業は来春になる予定。（翻訳・編集/NN）

＊本記事は中国新聞社の提供記事です。