解放軍に内なる敵?男性の女性化傾向、兵士にも及び、戦闘力低下の恐れ―中国軍事紙

Record China    2011年3月4日(金) 16時57分

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1日、中国の軍事紙は「現代社会において男性が女性化する傾向があり、将来的に軍の戦力にも影響を与えかねない」とする記事を掲載した。写真は中国の女性化する男性たち。

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2011年3月1日、中国共産党中央党学校発行の「学習時報」は、「現代社会において男性が女性化する傾向があり、将来的に軍の戦力にも影響を与えかねない」とする記事を掲載した。中国新聞網が伝えた。

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記事は、軍は特殊な武装集団であり、構成員の身体能力や軍事的な素質、政治的な素養などが求められているが、最近の若い男性の女性化によってその戦闘能力に大きな影響が及ぼされていると指摘。軍隊にとって最大の脅威は、基本的な軍の存在意義や危機感を忘れ、戦闘能力を失うことだとした。

また、戦闘の対象がないことも軍にとってはマイナスだとした上で、中国はすでに31年間も実質的な戦争を経験していないと指摘した。さらに、平和を享受する中で、軍が徐々に戦闘力も精神力も失っていくことも警告した。

特に問題視されているのが、本来なら軍の主戦力となる「80後」や「90後」と呼ばれる1980〜90年代に生まれた一人っ子世代の「女性化」で、中国でも「偽娘」(「オトコノ娘」)が一部でブームとなるなど「強さもたくましさもまったくない」という。

また、現代における戦争はハイテクを駆使した戦闘になるため、戦闘員に厳しい訓練を課す必要はないのではないかとの考えを記事は一蹴、鍛えられた肉体と精神によって勝利できることには変わりないとした。(翻訳・編集/岡田)

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