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2日、北京市政府が、大手携帯電話キャリアの中国移動(チャイナ・モバイル)のデータを土台にして、一般市民の外出動向情報システムを構築しようとしている。写真はGPS搭載の携帯電話。
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2011年3月2日、北京晨報によると、中国の首都・北京市が、大手携帯電話キャリアの中国移動(チャイナ・モバイル)からのデータを土台にして、一般市民の外出動向情報システムを構築しようとしている。
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特定地域の人口分布や、時間帯に応じた人口の流動分布を調べ、交通渋滞対策など市政府の政策に反映させようというもので、将来的には個人にカスタマイズしたサービスに発展させる可能性もあるという。市科学委員会によれば、最初に実施されるのは人口密度が高いとされる市北部の住宅地である「回龍觀」と「天通苑」の2地域で、2011年上半期中にはシステムを構築、実施する予定となっている。
中国移動のユーザー数は1700万人。セルラー方式による位置情報から携帯電話利用者のリアルタイム情報を収集することになる。個人情報の漏洩を懸念する声もあるが、市科学委員会社会発展局の責任者は「個人情報は厳格に管理し、漏洩することはない」としている。(翻訳・編集/岡田)
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