中国人民解放軍が“2年に一度の”昇給を実施、士官は一律40%の昇給―中国

Record China    2011年3月3日(木) 12時40分

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2日、中国人民解放軍の軍人の給与改訂が実施された。士官の昇給幅が最も大きく、一律40%の昇給となり、その他の軍人についても5〜40%の幅で昇給が実施されたという。写真は11年1月、人民解放軍の新人兵たち。

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2011年3月2日、中国人民解放軍に所属する軍人の給与改訂が実施された。士官(志願兵のうちの最高の階級)の昇給幅が最も大きく、一律40%の昇給となり、その他の軍人についても5〜40%の幅で昇給が実施されたという。重慶晨報が伝えた。

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中国人民解放軍の給与改定は、06年7月以降3回目(人民解放軍設立以来では通算7回目)となり、「2年に1度の昇給」がシステム化されつつある。今回の改訂で最も昇給幅が大きかったのは士官で、一律40%のアップ。将校は月額平均1000元(約1万2500円)が加給された。また、給与の額は各組織によっても差がつけられており、陸軍が最も低く、続いて海軍と空軍、最も高いのは第二歩兵(戦略ミサイル部隊)だという。

中国の軍事関係者は「人民解放軍幹部の給与は国家公務員より20%高くあるべきとの国家規定があるだけでなく、最近のインフレなどを考慮すると、軍人給与の改訂・昇給は合理的である」と分析している。

一方、記事は「軍人の基本的な衣食住は全て国が提供しており、日常の支出は大きくない。従って、インフレに耐える力は一般の民衆よりもはるかに大きい」との市民の意見を紹介している。(翻訳・編集/HA)

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