「え、日本はずっと中国を援助していたの?」前原発言で初めて日本のODAを知った人も―中国

Record China    2011年3月5日(土) 15時13分

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3日、新京報は記事「日本外相、対中ODA削減を指示=中国はもう遅れていないと語る」を掲載した。今回の一件で初めて日本の対中ODAについて知ったというネットユーザーもいるようだ。写真は天安門広場を警護する警官。

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2011年3月3日、新京報は記事「日本外相、対中ODA削減を指示=中国はもう遅れていないと語る」を掲載した。

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先日、前原誠司外相は中国への政府開発援助(ODA)を削減するよう外務省に指示した。2010年に中国は日本を抜き、GDP世界2位の座に浮上した。日本以上の経済規模を持つ中国に援助する必要はないという判断だ。人民政治協商会議の趙啓正(ジャオ・チージョン)報道官も「意外な話ではない」と冷静に受け止めた。

新京報は記事中で日本の対中ODAについて説明を加えている。1979年の開始より円借款は3兆3165億円、無償援助及び技術協力は3248億円に達しており、日本の対中ODAは国別1位だと伝えている。

中国メディアが日本の対中ODAについて、金額まで含めて明確に報じるケースは少ない。同紙の記事で初めて日本の貢献について詳細を知った人もいるようだ。記事のコメント欄には「日本はずっと中国を援助していたの?」「以前から他国に援助されてきたのに、なんで報道されてなかったの?金をせびって世界2位の経済体になったんだね。じゃこれからもせびらないと。働くのと同じぐらい稼げそうだし」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/KT)

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