2011年3月3日、中国のサッカークラブ監督に就任したフィリップ・トルシエ元日本代表監督は、CCTV（中国中央電視台）の番組「サッカーの夜」に出演した。5日、遼瀋晩報が伝えた。以下はその抄訳。

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中国スーパーリーグ所属のクラブ「深セン・マオタイルビー」の監督に就任したトルシエ氏。日本を一躍アジアの強国に発展させた名監督として中国では知られており、期待を集めている。

番組では中国サッカー成長の可能性について語った。優れたプロリーグ、優秀な外国人選手と彼らから学んだ若い選手の成長などのモデルは日本も中国も変わらないと指摘。唯一違うのは海外で活躍する若い中国人選手がいないことだと主張した。

海外で中国人選手が活躍できないのは、「欧州人のようにはプレーできない」という思い込みのためとトルシエ監督は分析している。日本の成功に学び、思い込みから脱却できれば、海外で成功を治める選手も増えて中国サッカーは強くなると語っている。（翻訳・編集/KT）