2011年3月5日、新華網によると、先日、複数の中国メディアが報じた新河鎮の超豪華葬式について、浙江省温嶺市政府は「社会秩序を乱す事件」として調査を開始したと報じた。以下はその抄訳。

【その他の写真】

4日、浙江省温嶺市新河鎮で超豪華な葬式が催された。リンカーンのロングリムジン9台、1000人の鼓笛隊、16門の大砲からなる大葬列は道行く人を驚かせた。その予算は500万元（約6300万円）。近年、同地では富裕層による「豪華葬式競争」が起きているという。

思わずびっくりするこのニュース、複数の中国メディアが報じたが、ネットユーザーからは「やましいことをして金持ちになったくせに、ムダ遣いばかり」との批判の声が殺到。市政府はこうした声に配慮したのか、むやみに人を集めたこと、交通秩序を乱したことを理由に「社会秩序を乱す事件」として調査を開始した。

また葬儀は新河中学のグラウンドで行われたが、生徒の学習環境を乱したと批判されている。すでに新河中学の副校長が停職処分を受けた。（翻訳・編集/KT）