Record China 2011年3月7日(月) 8時57分
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3日、驚異的な成長を示す中国映画産業は、低迷する米国の映画産業にとって魅力的な市場だが、ハリウッドが中国に対して抱く感情は複雑だ。写真は遼寧省瀋陽市内の映画館。
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2011年2月26日、米CNN・Money電子版はビジネスレポート「ハリウッドは中国に向かっている(Hollywood goes to China)」を掲載した。3日付で環球時報が伝えた。
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資金繰りに苦しむハリウッドにとって、中国市場が新しい開拓地であることは間違いない。日本や欧州に比べて中国市場はまだ非常に小さく利益も薄いが、世界で最も早いスピードで成長しているのも確かだ。05年の中国の映画産業が生み出した価値はわずか2億5000万ドルだったが、昨年1年間の興行収入は15億ドルを突破した。05年以降、中国政府は国内主要都市に新しい映画館を建設するなど同産業に巨額の資金を投入している。また最近数年間の傾向として、中国映画はバラエティーに富み、ハリウッド映画を参考にした娯楽作品も多くなっている。
だが、中国では米国映画の海賊版やパクリ映画が横行している。米国映画の中国国内での公開に対して、特に厳しい配給条件や収益の配分を要求する例も見られる。WTO(世界貿易機関)が中国政府に対し、映画産業における国内企業と外国企業への同一基準適用を要求しているが、中国はこれを無視している。ハリウッドと中国は「愛憎関係」にあり、「疑惑と憤り」で表現されるほど複雑なのだ。しかしそれでも、ハリウッドは成長を続ける中国映画業界に活路を見出さねばならない所に立たされている。(翻訳・編集/本郷)
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