<中国ジャスミン革命>告知サイトが瀕死、米中からの攻撃で―米メディア

Record China    2011年3月8日(火) 19時17分

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7日、「中国ジャスミン革命」の開催告知を掲載している米華字ニュースサイト「Boxun News」が、度重なるサイト攻撃に遭い、すでにほとんど機能しない状態となっている。創始者の韋石氏が米国営放送に語った。写真は全人代のために警備を強める北京市。

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2011年3月7日、政治改革を求める運動「中国ジャスミン革命」の開催告知を掲載している米華字ニュースサイト「Boxun News(博訊新聞網)」が、度重なるサイト攻撃に遭い、すでにほとんど機能しない状態となっている。創始者の韋石(ウェイ・シー)氏が6日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に語った。

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先月中旬から毎週日曜日に行われている中国ジャスミン革命は6日、3回目の開催を迎え、全国38の都市に波及していると見られる。折りしも北京では第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議(日本の国会に相当)が開催中で、警備も一段と厳しさを増した。

この活動の開催日時や場所を告知しているのが、米国にサーバーを置く華字ニュースサイト・Boxun News。98年に設立され、国際ニュースや中国国内のニュースを中国語で伝える。数カ国に編集者を置き、オープンで平等な報道をモットーとしているが、01年には中国政府の封鎖に遭っている。2月中旬からは米中の各地からサイト攻撃を受けており、中国国内に派遣している記者の安全も考慮して、3月に入り告知を中止した。

実際のところ、活動の開催場所とされる各地では、参加者よりも警官の数が多いという状況のようだ。6日、開催告知で指定されていた北京のある繁華街には、参加者らしき人の姿は見られなかったとの報道もある。ただ、取材に現れた記者が警察の妨害を受けるなどの被害に遭っているという。

韋氏は、Boxun News上で一連の活動告知を掲載した理由について、「報道機関としてあるべき役割」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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