中国チベット自治区トップ、「外国人の訪問禁止は騒乱3周年と無関係」―米華字メディア

Record China    2011年3月9日(水) 14時21分

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7日、中国チベット自治区で外国人観光客の立ち入りが今月末まで禁止されたことについて、同自治区のトップが「(2008年3月に起きた)チベット騒乱3周年とは関係ない」と説明した。写真はチベットの伝統行事。

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2011年3月7日、中国チベット自治区で外国人観光客の立ち入りが今月末まで禁止されたことについて、同自治区のトップが「(2008年3月に起きた)チベット騒乱3周年とは関係ない」と説明した。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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同自治区のトップである張慶黎(ジャン・チンリー)党委書記によると、同自治区は最近、観光客の受け入れを制限しているが、これは「チベット暦の正月(3月5日)を迎えたため」。ホテルの数が十分でなく寒さも厳しいことから、観光客の受け入れ能力に支障をきたしたと説明した。3月14日にはチベット騒乱3周年を迎えるが、これを警戒したものとの見方については、否定した。一方、現地旅行関係者によると、当局から口頭で「3月末まで外国人の受け入れを禁止する」と伝えられた。

記事によると、2008年3月14日に起きた騒乱について、中国政府は死者を22人、逮捕者は約400人としているが、チベット亡命政府は、死者は少なくとも150人、逮捕者は数千人に上るとしている。(翻訳・編集/NN)

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