<東北関東大地震>中国メディアが「9.11」上回る関心、在日中国人の安否に焦点当てつつ―英メディア

Record China    2011年3月16日(水) 12時51分

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12日、東日本大震災には中国メディアも発生直後から強い関心を寄せ、連日トップニュースの扱いで報じている。写真は日本の地震に関する報道に関心を寄せる上海市民。

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2011年3月12日、東日本大震災には中国メディアも発生直後から強い関心を寄せ、連日トップニュースの扱いで報じている。英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。以下はその内容。

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11日、日本の本州東海岸付近で起きたマグニチュード(M)9.0の大地震と大津波は、中国メディアも直後から強い関心を寄せ、連日続報を伝えている。それにしても中国のテレビが海外の突発事件にこれほど迅速な反応を見せるとは、数年前とは大違いだ。2001年9月11日、米国で同時多発テロが起きた日、中国中央テレビ(CCTV)は国家指導者がどこかでテープカットしたニュースをトップで流していたのだから。ところが今回は、地震発生から数時間後にはCCTVで特番が組まれ、東日本大震災に対する専門家を交えた分析が行われた。

だが、報道の中心は在日中国人に向けられている。ちょうど少し前に中国政府が内戦状態のリビアから3万人を超える中国人を脱出させたことが、「愛国」の格好の宣伝材料に利用されたばかりだが、今回の報道もこの手法を踏襲している。特に重点が置かれているのが日本にいる中国人の安否情報と中国大使館の迅速な対応ぶり。在日中国人が倒壊した建物の中から救援信号を送ったというニュースが地震関連の報道の中で最も大きな扱いを受けていた。(翻訳・編集/NN)

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