<中国人が見た日本>孤児・日本は被災、良家のお嬢様・中国は覚醒する

Record China    2011年3月21日(月) 13時34分

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19日、コラムニストで教育専門家の信力建氏は、「震災後の日本は1人の孤児」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は被災した日本のために黙祷をささげる浙江省嘉興学院の日本語クラブの教師と学生ら。

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2011年3月19日、コラムニストで教育専門家の信力建(シン・リージエン)氏は、「震災後の日本は1人の孤児」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概要。

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日本の被災状況を詳述しようとは思わない。この災難を神が日本に与え、日本が泣き、突然降りかかった災害の前にすべての傲慢は消え、戦々恐々とし、孤児のように同情を誘っている。

日本は中国にとって最も複雑な国家であり、中国人は日本を前にするとなぜか無意識のうちに団結してしまう、そんな国だ。しかし震災後の日本に、かつて世界を征服する自信をもっていた国家の面影はない。そう、日本は1人の孤児のようだ。神は日本を家から追い出し、災害に満ちた土地だけを与えた。だから日本は他の兄弟たちへの憎しみを抱きながら懸命に働く。

中国は日本より恵まれている。神は中国に豊かで広大な国土を与えた。しかしそれによって中国は艱難意識や後天的な努力の上で日本に遠く及ばなくなった。日本は島国であり、大陸への欲望がずっとあったはずだ。もちろんそれを侵略の口実にしてはならないが、神は日本に狭く、地震と火山があって資源のない国土を与えたゆえに、日本人は高い自律性と勤勉さ、そして知恵により自動車産業などに代表される科学技術を発達させた。国民の素養も高い。

中国はどうか。日本の原発事故を見ただけで、中国の食塩は大部分が海塩だというデマを耳にしただけで、塩の買い占めに走った。中国で地震が起こると、ミネラルウォーターやインスタントラーメンが一気に値上がりし、一部の人たちが財を成す。地震発生と同時にテントを値上げし、暴利をむさぼる輩がいる。日本という孤児と比べ、良家のお嬢様である中国は多くの面で及ばない。

今、より多くの中国人が、日本に援助の手を差し伸べられるようになったのが救いだ。自分より弱い者に対して同情するのが儒教文化だ。これは中国自身が発展し実力が備わってきたことと無関係ではない。不幸な孤児を見舞った災難が、ついに私たちを覚醒させたのだ。(翻訳・編集/津野尾)

●信力建(シン・リージエン)

中国の教育家。信孚教育集団理事長。広東省広州市生まれ。中山大学中国文学部卒。工場、銀行、政府機関などで働いた後、英国へ留学。軍人、農民、労働者など30以上の職に就いた経歴を持つ。2006年までに幼稚園や小中学校など20校を建設、学生数は1万人を超える。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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