核燃料貯蔵プールの冷却に…大手メーカーがポンプ車を提供―中国

Record China    2011年3月22日(火) 14時3分

拡大

21日、中国の重機大手メーカーが、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の冷却作業向けにポンプ車を無償提供した。22日に上海を出港し、24日に大阪に到着する予定。写真は無償提供される屈折式コンクリートポンプ車(出港前の上海で撮影)。

(1 / 8 枚)

2011年3月21日、中国の重機大手・三一重工業集団有限公司(三一重工)は、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の冷却作業向けにポンプ車を無償提供した。22日に上海を出港し、24日に大阪に到着する予定。チャイナフォトプレスの報道。

その他の写真

無償提供される屈折式コンクリートポンプ車は、1台100万ドル(約8000万円)。高さ62mからの注水、150m離れての遠隔操作、毎時約170立方メートルの注水が可能だ。これは在中国日本大使館を通じ、東京電力が要請したもの。三一重工はこれにすぐさま応じ、同機は福島第1原発4号機核燃料貯蔵プールの冷却作業に使用される。

中国・湖南省長沙市に本拠地を置く三一重工は、溶接機器メーカーとして89年に設立された。現在では、ポンプ車などの分野で世界大手の重機メーカーとなっている。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携